概要
CentOS7にPostfixとDovecotがをインストールしましたが、メールの保存形式が「mbox」方式のままです。
サーバのメールをクライアントPCで閲覧したい。(dovecot, imap)
これを「Maildir」方式に変更します。
mbox と Maildir の違い
CentOSではメールは以下のパスに保存されます。
| 方式 | パス | 備考 |
|---|---|---|
| mbox | /var/spool/mail/ユーザ名 | 全メールを一つのファイルにまとめて保管する方式 |
| Maildir | /home/ユーザ名/Maildir | メールを一通ずつ一つのファイルとして保管する方式 |
Maildir のメリット
個人的な主観ですが、以下のようなメリットが考えられます。
- 各ユーザのホームディレクトリ内に保存されるのでセキュリティが上がる。
- rsyncなどを利用したバックアップの負荷が低くなる
環境
- CentOS 7
- dovecot 2.2.36
- 2.10.1
Postfix、Dovecotの設定を変更する
設定を変更して再起動するだけです。
変更箇所も少ないので簡単です。
ただし、受信方式がpop3ではなくimapの場合、設定変更前のメールがメールソフトで見られなくなることを留意しておかなければなりません。
- Postfix の設定を変更する
$ vi /etc/postfix/main.cf
...
home_mailbox = Maildir/
...
- Dovecot の設定を変更する
$ vi /etc/dovecot/10-mail.conf
...
mail_location = maildir:~/Maildir
...
- サービスを再起動する
$ sudo systemctl restart postfix
$ sudo systemctl restart dovecot
あとはメーラーで受信できるかを確認します。
不要であれば mbox方式のファイルは削除しましょう。
mailコマンドの設定変更
もしmailコマンドでメールを読んでいるのであれば、
mailコマンドはデフォルトでmbox方式のファイルを参照しているので、
Maildir方式のファイルを参照するよう環境変数を変更します。
$ vi ~/.bash_profile
...
export MAIL=~/Maildir
...
$ source ~/.bash_profile
以上でmbox方式からMailbox方式への変更は完了です。
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